図Aは足長と足囲との相関図です。 同じ足長が23.0cmの人たちの中でも 足囲が約30mmもの差異が確認できます。 赤枠はD〜2E(一般小売店等) 青枠は3E 黄枠は4E 緑枠は5E |
|
図Bは「私は23.0cm」と思い、靴を購入されている方を 計測した結果を表しています。 図Bから分かる事は、 [1] 23.0cmと計測された方の中にも、 足囲のバラつきがあるという点です。 被験者の密集している部分は、赤枠内(図Aも同様に赤枠内) 足囲で表すとD〜2E辺りの方が多いようです。 一般的に流通している靴もD〜2Eまでがほとんどですが、 実寸(足長・足囲)と、靴が合致していない方も 少なくないという事です。 (図A-青・緑・黄枠、図B-緑枠に位置する辺りの方) [2] 被験者の密集している部分が、 足長23.0cmのラインよりも小さい(足長の短い)方へ偏っています。 身足(実寸)よりも大きい靴を購入されている方が多いようです。 ⇒上記のような靴を使用されると、 図Cのような現象が起こる場合があり、 足の疲れ、靴の破損を早めることもあります。 |
|
引用文献:社団法人 日本皮革産業連合会 平成21年 足サイズ計測事業報告書 | |
「本当は23cmだけど、欲しい靴の足囲に合わすと24cmしか履けない。」 「デザインの気に入った靴は足囲がきつく感じるので、いつもより大きいサイズを買う。」 『履きたい靴』を購入される上では、ありうる状況だと思います。 靴=ファッションのこの時代では当然のことだと思います。 弊社の取り組みは、第一に実寸の計測⇒ご自身の足長と足囲を知って頂く事です。 その上で、今後の購入の際に参考にして頂ければと思います。 |
|